看護学生のみなさん こんにちは
回復期病棟で勤務する現役看護師です
実習にはレポートが付きものです
終了レポートだけでなく、学校によっては事前レポートまであります
私は学生時代レポートが嫌いでした
もちろん今でも好きではありません
ただしレポートの書き方のコツはあります
今回は実習指導者としての経験から
実習における「レポートの書き方のコツ」を解説します
実は看護師になっても、レポートはずっと書きます
新人の時だけでなく、10年目でも書きます
師長(科長)になってもあります
レポートの書き方のコツを知っておくことは、今後とっても役に立つので一緒に見ていきましょう。
記事の内容
1.実習レポートの書き方の手順
2.実習レポートの記載例(脳出血の事例)
3.レポートで大切なこと
記事の信頼度
20年目の現役看護師で、回復期・急性期・慢性期で実習指導の経験があります
以下の診療科の経験を踏まえてお伝えします
読者の方へのメッセージ
実習には「ちょっとしたコツ」があります
今回は実習の中でも「レポートの書き方のコツ」についてお伝えしようと思います
回復期実習の実習指導者としてお伝えしていますが、回復期だけでなく急性期や慢性期でも役に立つので是非見てみてください
「実習のコツ」を知り、経験することで必ず成長します
きっと素敵な看護師になると思うので頑張ってください
この記事の目標
「レポートの書き方のコツがわかる」です
それでは詳しく見ていきましょう
実習レポートを書く手順
レポートを書くためには3つのステップがあります
ステップ通りにやれば難しくないので大丈夫です
ステップ1
まずは自己の課題を書きましょう
- 前回の実習で指導を受けたことが、基本的には良いと思います
- 教員との面接などで指摘されていることでも良いと思います
- とくに課題が浮かばなければ、今回の実習で積極的に取り組んだことでも良いです
ステップ2
実習で意識したことと、具体的な行動を書きましょう
課題を踏まえて、どう意識して、どう行動したかを具体的に書きましょう
ステップ3
行動した結果、どういう学びを得たか、具体的に書きましょう。
さらに自分の課題と次回の実習での取り組みを具体的に書ければグッドです。
ではステップ1~3を踏まえて、レポートの例を見てみましょう
レポートの記載例(ステップ1~3を踏まえて)
【基礎看護学実習Ⅱ】回復期病棟で脳出血で既往に糖尿病があるA氏を受け持った事例
レポートで大切なこと
今回は、レポートの書く手順、ステップ1~3まで紹介してきました
レポートを書くときに、もう一つ大切なことを最後にお伝えします
それは「誰に向けて書くのかを意識する」ことです
実習レポートであれば担当教員に向けて書くことになります
つまり実習レポートは、担当教員が納得するような形にする必要があります
以下のようなことも意識して実習レポートを書くようにしましょう
- 実習中に担当教員からどのような指導を受けたのか
- 担当教員が好むことを普段の言動から推測する
- 提出物は担当教員が困らないように期日を守る
この考え方はあらゆるレポートに応用できるので参考にしてみてください
まとめ
今回は「実習レポートの書き方」についてお伝えしました
今後も「回復期病棟で実習する看護学生の皆さんの役に立つ」記事を紹介していくので興味のある方は見てみてください
「回復期実習のコツ」に関する記事
①回復期看護のコツ
②事前学習のコツ
【看護学生必見 回復期病棟実習】事前学習のコツを実習指導者が解説
③行動計画のコツ
【看護学生必見 回復期病棟実習】行動計画のコツを実習指導者が解説
④情報収集のコツ
【看護学生必見 回復期病棟実習】情報収集のコツを実習指導者が解説
⑤コミュニケーションのコツ
【看護学生必見 回復期病棟実習】コミュニケーションのコツを実習指導者が解説
⑥実習記録・看護過程のコツ
【看護学生必見 回復期病棟実習】実習記録・看護過程のコツを実習指導者が解説
⑦報告のコツ
【看護学生必見 回復期病棟実習】報告のコツを実習指導者が解説
⑧カンファレンスのコツ
参考書・看護グッズに関する記事
実習におすすめの参考書とグッズ
実習が上手くいかない時に読んで欲しい記事
私も20年近く前は看護学生でした
実習は苦手というより、むしろ嫌いでした
実習の雰囲気も嫌いで教員も、指導者も、病棟のスタッフも怖かった印象しかありません
患者さんに対しても、いつもビクビクしていました
そんな実習が苦手な私でも看護師を続けることができています
できる範囲でよいので少しずつ頑張ってください
きっとうまくいきます。応援しています
最後まで読んで頂きありがとうございます
おとうさんナース
看護学生の方に向けて誠意を持って書いていますが、個人的な体験と意見が含まれていることをご承知ください
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