【循環器看護 おすすめ3冊】参考書の選び方を教育担当者が解説

急性期への転職

循環器に配属となった看護師の方

  • どの参考書を選んでよいかわからない
  • 急変時の対応が不安
  • 解剖生理・病態生理・術後管理など勉強することが多すぎる

そういった方に向けて循環器の経験をもとに

「循環器看護おすすめの参考書参考書の選び方」について紹介したいと思います。

記事の内容

1.参考書の選び方

2.【解剖生理・病態生理】おすすめ参考書

  • 「病気がみえる 循環器」

3.循環器看護】おすすめ参考書2冊

  • 「循環器の最新の検査と治療と看護を学べる」
  • 「心臓カテーテルで本当に知りたいことがわかる」

記事の信頼性

循環器内科・心外で勤務経験があり、現在看護師歴20年の現役看護師です

これまで循環器・脳外科・消化器・内分泌代謝内科等で働いてきました

読者の方へのメッセージ

循環器は点滴管理、心カテ、デバイス治療、心リハと業務量が多く、忙しい毎日だと思います

扱う薬もハイリスク薬が多く、全身管理の知識も必要なので覚えることも多く大変です

最初は大変ですが、一つずつ覚えていけば大丈夫です

循環器の知識・技術・経験は「看護師として一生ものの財産」になります

この記事の目標

循環器看護師として「自信をもって働くことができる」です

それでは詳しく見ていきましょう。

循環器 参考書の選び方

循環器の参考書は2つに分けて選びましょう

  1. 解剖生理・病態生理
  2. 看護

本来は1冊ですべてを学べる参考書があればよいのですが、どれかが足りないのが現状です

そのため「解剖生理・病態生理」と「看護」に分けて学習するのが効率的です

まず最初に「解剖生理・病態生理」の参考書を紹介します

「循環器 解剖生理・病態生理」おすすめの参考書

「病気がみえる 循環器がおすすめです

病気がみえる 循環器 メディックメディア

   最新の情報            
   イメージのしやすさ   
   解剖生理の詳しさ   
   実践向き   
   看護を学ぶ   ×

メリット

  • 写真やイラストが豊富でイメージしやすい
  • 急性期の循環器にも十分に対応できる内容
  • 「症状→検査→診断→治療」の流れが理解しやすい

デメリット

  • 看護が薄い

他の参考書と比較

  • 解剖生理と病態生理の学びに最適
  • 定期的に改定しており最新の知識が学べる
  • 医師が使う略語や英語に対応している

循環器看護師として以下の理由で解剖生理病態生理の学習はどうしても必要です

1.早期に急変に気付く

2.疾患を理解する

3.術後管理を行う

<span class="fz-12px">おとうさんナース</span>
おとうさんナース

病気がみえるシリーズ」は解剖生理と病態生理を「効率的に」「わかりやすく」学べるので活用していきましょう。

次に「循環器看護」の参考書を紹介します。

「循環器看護」おすすめ参考書 

循環器看護は「ハートナーシング」がおすすめです

ハートナーシング メディカ出版

   最新の情報            
   イメージのしやすさ   
   解剖生理の詳しさ   
   実践向き   
   看護を学ぶ   

メリット

  • 画像や写真が多く使用されており、「術後管理がイメージ」できる
  • 循環器領域の急変対応、術式に応じた「観察項目とDrコールの基準」がわかる
  • 看護のコツやコミュニケーションの取り方など「循環器看護」を学べる

デメリット

  • 年間を通して循環器領域全体を学ぶため、タイムリーには学べない。

他の参考書との比較

  • 毎月発行で最新の医療や看護を学べる
  • 一般的な参考書では載っていない専門的な詳しい写真が多く使用されている
<span class="fz-12px">おとうさんナース</span>
おとうさんナース

ハートナーシングは1冊からも購入できます

今回はここ最近で特におすすめの参考書を紹介します

「循環器ナースが知りたい検査と治療」ハートナーシング2021年秋季増刊号 メディカ出版

この本の対象者

循環器に配属された方

この本の特徴は

  • 循環器で頻度が高い検査と治療についてわかりやすく学べる
  • 写真やイラストを使いイメージしやすい
  • 治療についてはカテーテル治療、デバイス治療、補助循環、心臓リハビリテーション、外科的治療もあり、質量とも十分な構成
<span class="fz-12px">おとうさんナース</span>
おとうさんナース

治療や検査の具体的な流れがわかりやすく、看護ケアや観察ポイントも学べます。

循環器に配属された方が、最初に学習するのに最適な一冊です。

もう1冊心臓カテーテルを学ぶならコレという本を紹介します

「オールカラー やさしくわかる心臓カテーテル 第2版」照林社

この本の対象

初めて循環器に配属された方

この本の特徴は

  • とにかく検査や治療の手順がわかりやすい
  • 解剖生理から各検査、治療(CAG、PCI、アブレーション、PMI、ICD、CRT、IABP、PCPS)がわかる
  • 効果的に写真やイラストも使われていイメージしやすい
  • BRSや経皮的僧帽弁接合不全修復術などの最新治療も学べる
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おとうさんナース

合併症に対する対応や看護までわかりやすく説明されています。

心臓カテーテルについて知りたいことがわかるおすすめの一冊です。

おすすめの学習方法 

勉強を続けるコツ

勉強を続けるコツは一度にたくさんの勉強をしないことです

もう少しやりたいなというところで終えるのがコツです

なぜなら継続が最も大切なことだからです

看護師人生は受験と違って1年や2年で終わるのではなく何十年も続きます

<span class="fz-12px">おとうさんナース</span>
おとうさんナース

毎日コツコツ少しだけがポイントです

具体的には毎日30分、多くても1時間以内、難しいときは15分でも机に座って参考書や病棟の資料を開いてみてください

まとめ

今回は「循環器おすすめ参考書」というテーマでお伝えしてきました

心電図について学びたい方は以下の記事も参考になるので見てみてください

【心電図 おすすめ3冊】参考書の選び方を教育担当者が解説 2022年版

努力は必ず成長につながります

一緒に頑張っていきましょう

最後まで読んで頂きありがとうございました

おとうさんナース

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おとうさんナース

不明な点や質問がありましたらお気軽にお問い合わせください

看護師の方に向けて誠意を持って書いていますが、個人的な体験と意見が含まれていることをご承知ください

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